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2019

FALCONS守護神ゴーリーアップ特集【vol.2】

前回に引き続きFALCONSが誇る守護神達からゴーリーアップの際に意識している事についてご紹介致します!

今回は東京大学出身#14 鈴木貴大選手です!

普段はウッディという愛称で呼ばれていますが、彼のゴーリーアップには何が隠されているのでしょうか!!

以下、鈴木選手のコメントをそのまま引用しております。

御覧ください!




1.ゴーリーアップの進め方

①ゴーリーアップにおいて、私はまず上段オンスティック・オフスティック、中段オンスティックオフスティック、下段オンスティックオフスティックの6ポイントにやや軽めに、その後バウンド(コースはランダム)、フリーの流れで打ってもらいます。

→コースはなるべく細かく分けるのがオススメです、股下が苦手な人はそこにも打ってもらうといいと思います。


2.意識ポイント

①シュートを待つ際自分が構えているクロスの位置(高さ、体との距離)、足幅、つま先の向き、腰の高さ、体の重心位置(足の裏でつま先側に乗っているか、かかと側にのっているか)、それぞれが自分の好ましい状態にあるかどうかを確認しながらシュートを受けます。

→私の場合好ましい状態とは

クロス:上の手が目線より少し上に来るくらい、腕の力を抜いて肘を軽く曲げた状態でクロスを構えた時の位置にある

足幅:肩幅程度

つま先の向き:真正面を向いている

腰の高さ:力を抜いて少し膝を曲げたくらい

体の重心位置:母指球に乗っている

を指します。なぜこれらが好ましいのかは文章にすると長くなるので、気になる人は個別に聞いてください。ただし全ては「速く、大きく動く」ために意識していることです。


②シュートに対して体が正面に入るように、シュートボールに向かって斜め前に大きく一歩踏み出します。ゴールのポールより外側に体がはみ出すくらいに体を大きく動かすことを意識しています。

→これは本番の速さのシュートを受ける時もなるべく体を大きく動かしてシュートコースに入れるように癖づけるために行っています。


③大きく動くことを意識しながらも、シュートをキャッチしてから早くシューターにパスを返すこと、速く一発で元のポジショニングに戻ってくることを意識しています。

→自分のゴーリーアップを映像で見ると、自分が思っているより自分の動きは小さく遅いです。とってからすぐ投げる、すぐに元の位置に戻るクイックネスはゴーリーアップで身につけましょう。


3.シューターについて

理想をいうと、なるべくコントロールがよく、速いシュートが打てる、バリエーション豊富な打ち方ができる(ランニングシュート・スタンディングシュート両方持っている、クロスの振り方を変えられる、同じ振りで複数コースに打ち分けられる)シューターにお願いしましょう。


まとめ

ゴーリーアップはどんなレベルのゴーリーにとっても、上手くなるために最も重要な練習だと思います。

ゴーリーを始めたばかりの人はいいフォームと動きの癖を作ることに重点を置くといいと思います。

フォームが作れ、いい動きができるようになってきた人はうまいシュートを沢山受けて、セーブ力を伸ばすことを目的にするといいのではないかと思います!



第30回ラクロス全日本選手権大会


▼開催日時

2019年12月15日(日)  13:30 F.O.

▼場所

江戸川区陸上競技場

東京メトロ東西線「西葛西駅」下車、バス5分又は徒歩15分

▼対戦相手

vs.早稲田大学

12連覇をかけた熱い試合です。最後まで応援宜しくお願いします。


WRITER:川田凌
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